「P P P(公民連携)」とは何か? 〜その①〜
「 P P P(公民連携)」とは何か? 〜その①〜
今日は少し真面目な記事を書きます。
また、内容が盛りだくさんなので、何回かに分けて書きます。今日はその第1弾ということで、、。
1.はじめに
みなさんは「 P P P(公民連携)」という言葉を聞いたことがありますか?
行政に携わる仕事をしている人であれば、一度は聞いたことがあると思いますが、 そんな人でさえP P Pの手法については多岐に渡るため、“聞いたことはあるけどよくわからない”というのが本音だと思います。
正直にいうと、私もP P Pについてはよくわかっていません。笑 それでも私はこれを記事にしたい理由があります。
私は自分の勤めている自治体において、本当に地域に根ざしたまちづくりをしていきたいと思っています。
そのための手段の1つとしてP P Pは今後不可欠であると考えます。そんなP P Pについてたくさんの方に知ってもらいたいと思い、私は今、この記事を書いています。
2.「 P P P(公民連携)」とは何か?
「 P P P(公民連携)」とは何か?
日本PFI・ P P P協会(そういう特定非営利活動法人があるらしい笑)のHPを見ると以下のように説明されています。
公民が連携して公共サービスの提供を行うスキームをPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ:公民連携)と呼ぶ。PFIは、PPPの代表的な手法の一つ。
PPPの中には、PFI、指定管理者制度、市場化テスト、公設民営(DBO)方式、さらに包括的民間委託、自治体業務のアウトソーシング等も含まれる。
引用元:日本PFI・ P P P協会
・・・。なんとも分かりにくい表現ですね。笑
簡単にいうと、行政(Public)が行うサービスを、行政と民間( Private )が連携( Partnership )して、民間の持つ多種多様なノウハウ・技術を活用することで、行政サービスの向上させよう!ということです(これでもわかりにくいかな?すいません、)。
そうすることで結果的に財政資金の効率的使用や行政の業務効率化等を図ることが出来ます。
また P P Pというのは数ある公民連携の手法の代表的(広義)な言い方と捉えると妥当で、たくさんの手法が存在します。
そんなたくさんあるP P Pの手法の代表格ともいえるPFIについて次に触れてきたいと思います。
3. 「P P P(公民連携)」を語るうえで避けては通れない“PFI(Private Finance Initiative)”とは?
P P Pについて調べていくと必ず “ PFI(Private Finance Initiative)”という言葉が出てきます。
上記の日本PFI・ P P P協会の説明にもある通り、PFIは、PPPの代表的な手法の1つです。 下図のとおり、PFIはほとんどの P P Pの手法をカバーします。
ここにある「アウトソーシング」とか「指定管理者制度」とか「コンセッション」とかとか、耳覚えのない単語がたくさん並んでおりますが、これについては後々説明できたらなーと思います。笑
もっと P P P・PFIについて話していきたいところですが、 今回はこのあたりで終わりにしたいと思います。以下、今回の記事のまとめになります。
~まとめ~
- 「 PPP(公民連携)」とは行政が行う行政サービスを、行政と民間が連携して、民間の持つ多種多様なノウハウ・技術を活用することで、行政サービスの向上させる手法
- PFIは、PPPの代表的な手法の1つ
次回はPPPが注目されるようになった背景についてお話ししたいと思います。読んでいただきありがとうございました。